阿部 守

1954 東京都生まれ
1978 東京教育大学芸術学科卒業
1980 東京芸術大学大学院修了
1990 英国王立美術大学院彫刻科
PEP課程修了・DIPLOMA取得(By The British Council)
1995 シカゴ芸術大学彫刻科 客員研究員
(By Chicago Artists International Program)
1998 A A School (ロンドン) にて研修(文部省)
2000-01 オックスフォード大学 ラスキン美術校客員教授
(平成
12年度文化庁派遣芸術家在外研修員派遣)
2009 ベルゲン建築学校(ノルウェー) ゲスト・アーティスト
(平成21年度文化庁派遣芸術家在外研修員特別派遣)
2010 ベルゲン建築学校(ノルウェー) 大学院学位審査員

現在 福岡教育大学美術教育講座教授


「存在する事」と「存在しないこと」の相対する両面を兼ね備えたような作品のあり方を志向する。概念の枠に収まらず、場の空気を反映した作品を作って行くこと。眼に見えているが形になっていない、現実の世界にはない形態を鉄という存在感ある素材を介して表出する。例えば、先頃訪れた積丹半島の森の静けさとこれまでに見たこともない深い鮮やかな蒼い海の色をどのように形にすることができるか。この自然の豊かな秩序に学びながら、「存在する事」と「存在しないこと」との矛盾を自分の中に引き込んで葛藤しながら制作する。

(2010年6月記)